体験教室(狂言)[2020年1月17日]
メイプル・プログラムでは、1月14日、昨年度に引き続き、山本豪一先生と泉愼也先生を講師としてお招きして体験教室(狂言)を行いました。この体験教室は必修科目「日本語日本文化専門演習」の一環として、CJLCホールにおいて学生79名を対象に行われたものです。
学生たちはまず、泉先生から狂言の起源や扇の使い方等について説明していただきました。また、『盆山』という演目を見せていただき、その台詞や所作について詳しく教わりました。
次に、山本先生からあらすじの説明を受けた上で『柿山伏』という演目を見せていただき、『盆山』との違いを楽しみました。
それから、笑ったり、扇を使ってお酒を飲んだりする所作を教わり、実際に体験しました。『茸』に出てくるキノコの歩き方も教えていただき、たくさんの学生が前に出て挑戦しました。
最後に、質疑応答の時間が設けられ、学生からは狂言の声の出し方や狂言に出てくる動物について等、多くの質問がなされました。講師の先生方はその都度実演を交えてわかりやすく説明してくださいました。本日の体験教室を通して、日本の伝統芸能である狂言に対して、学生たちの理解が深まったと考えられます。