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実地見学(多賀神社・キリンビール工場,滋賀)2011年6月28日[2011年7月21日]

2011年6月28日に日本語日本文化専門演習の授業の一環として春学期1回目の実地見学を実施しました。イザナギ・イザナミがまつられる多賀大社では、日本人の精神文化のルーツにふれ、伝統的社殿建築を見学しました。また、今や日本人の食生活の一部となったビールの製造過程を見学しました。今回も課題レポートの中から優秀なレポートを紹介します。

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ベン・ヘンシキ(オーストラリア)

今回の見学旅行は今までの旅行の中で,最もおもしろかったと思います。ビールを飲むことができたことだけが原因というわけではありません。
まず、多賀大社は理想的な昔の日本のイメージだと思います。確かに、そのような高級な家に住むのにものすごい金持ちでないといけません。ほとんどの人は汚い家に住んだに違いありません。しかし、昔の絵などに描かれた家は多賀大社のように広い庭があり、落ち着いた感じがします。おそらく、外国人にとって,昔の日本の魅力的なところのひとつはまさにそのような家です。
一方、キリンビール工場では現代日本の魅力が見られました。現代の日本というと、ほとんどの外国人がハイテク産業を思い出すでしょう。ツアーガイドの説明の最中、画面に立体的な映像が流れたとき,やはり日本にいるなあと思いました。オーストラリアのビール工場に行ったこともありますが、そういうハイテクノロジーが日本の工場の特徴だと思います。
言うまでもなく、ビールも美味しかったです。

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ナルディー(タイ)

今度の見学旅行もたくさん歩くはずだと思ったが、以外と前回より楽だった。多賀大社は駐車場に近くて少し歩いたら着いた。この大社に入ったら、まず目に入ったのは、真ん中にある石橋だ。この橋を見た瞬間に、大きくて、絶対渡ってみたいと思った。本当に渡ってみたら、結構難しくて、滑りやすかった。大社が広がっており、他の大社と同じ雰囲気がある。建物に入ると、日本の伝統的な家みたいな所になってしまった。この部分はとてもきれいで、落ち着いた感じだった。一番好きな所は庭が見られるところだった。景色を見ながら、お茶を飲むところにぴったりだと思う。一日中そこに座っても飽きない。残念ながら、その部分は外からしか見られないので、中には入れなかった。
次の所はずっと楽しみにしていたビール工場だった。実は私はビールを飲まないけど,工場を見学するのが大好きだ。私たちが毎日使ったり、食べたりしている商品はどうやって作られているのか興味がある。材料を選ぶときから出来上がるときまで全部知りたい。今回のビール工場の見学もいろいろ説明してくれて本当によかったと思う。ビールの作り方がこんなに難しいと思ったことのない私は少しびっくりした。過程はちょっと複雑だった。一番気に入った過程はパッケージングだ。本当に早くて,見るだけで,めまいになりそうなぐらいだった。機械はこんなにすばらしいかと初めて思った。全部案内してくれたら,試飲の時間だった。いろいろなビールの種類があって,どれにするか最初少し迷っていた。ビールを飲まない私はどんなビールが美味しいかわからなくて、ビールに詳しそうなヨーロッパ人の友達に聞いてみた。友達を信じて、ブラックビールに決めた。飲んでみると苦くてたまらない。しかしせっかく頼んだんだから、がんばって半分くらい飲んでしまった。残りは友達にあげた。やはり私はビールは苦手だ。

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