国費学部留学生プログラム教育項目調査(中間報告)[2008年3月31日]
平成19年度に実施した国費学部留学生予備教育に関する 教育項目調査の中間報告です。最終報告・分析については、平成20年度に行う予定です。
【調査概要】
1.調査背景
・応募学生の多様化:募集対象国41ヶ国(H14)→94ヶ国 (H17)、大学教育経験者割合65%(H17‚CJLC)
・CJLCの取り組み:修了生フォローアップ調査(平成7年度~)、予備教育改善プロジェクト(平成16年度~)
2.調査目的
本学国費学部留学生の進学配置先大学教員から、所属学部・学科での勉学のために「国 費学部留学生が入学時に必ず身につけているべき日本語運用能力および教科内容」「国費学部留学生が十分に身につけていない日本語運用能力ならびに学習が不 足している教科内容」について意見調査を行い、1年短期の国費学部留学生予備教育で扱う教育項目の内容や優先度、学習が不足している教科内容を明らかに し、本センター学部留学生予備教育の改善を行うことを目的とする。
3.調査内容
調査は、①総合的な意見調査、②日本語および英 語運用能力に関する調査、③「政治経済(公民)」「日本史(地理歴史)」「日本事情」「数学(数学)」「物理(理科)」「化学(理科)」6教科の指導項目 についての調査から構成された。6教科の指導項目調査は、日本人学生とともに学び課程を修める学部留学生達の学習実態を、日本人学生の学習内容に即して把 握するため、日本の高等学校学習指導内容に沿って作成した。
4.調査対象大学
本学国費学部留学生(1991-2005年度在籍生 901名)の進学先大学(36国立大学法人)
北海道・東北・筑波・埼玉・千葉・東京・東京芸術・東京外国語・東京工業・一橋・電気通信・お茶の 水・東京農工・横浜・静岡・長岡技術科学・金沢・名古屋・名古屋工業・滋賀・京都・京都工芸繊維・京都教育・大阪・大阪外国語・大阪教育・神戸・和歌山・ 岡山・広島・徳島・香川・九州・九州工業・熊本・琉球、および、大学進学説明会参加協力大学2大学(富山・高知)
5.調査方法
WEB および郵便によるアンケート調査
6.調査実施期間
2007年7月20~27日発送、9月末回答、10月~2月結果入力・集計
【調査結果(集計途中報告)】
1.調査票配布先
38大学、のべ128学部/共通教育機関
学部名: 文、法、法経、法文、経済、経営、商、社会、社会・国際、教育、教養、人文、人間、総合人間、人間科学、教育人間科学、発達科学、総合科学、国際文化、外 国語、芸術、美術、音楽、工、基礎工、理、理工、生命理工、情報工、電気通信、工芸科学、芸術工、園芸
2.調査票回答
32大学、 のべ67学部/機関、 計183件
以上