研修コース　空堀商店街界隈学外研修[2020年2月12日]

日研生プログラムでは、研修コースの8名の学生が1月14日（火）に大阪市中央区の空堀商店街界隈へ学外研修に行きました。当日は、からほり倶楽部の方による講義とまちあるき体験を実施しました。また、空堀商店街の丸与岡田商店を訪問し、商店街の移り変わりや鰹節の製造方法について話を聞いたり、実際に鰹節を削ったりする機会を持ちました。
学外研修の後で提出されたレポートを見てみると、すべての学生が、観光化されていない空堀商店街やその周囲の長屋・路地の雰囲気に昔の日本の姿を感じたようであり、長屋の保存・再生事業や各種イベント活動を通じて、世代間や新旧住民間の交流を図るからほり倶楽部の取り組みについても、それを高く評価する意見を述べていました。今年度の研修コースの学生たちの母国では、建造物の保存・再生事業はそれほど盛んではないそうです。そうした中で、複数の学生が自分の国でも何らかの活動を行った方が良いと述べていたことは印象的でした。それ以外には、何人もの学生が鰹節を削った経験について書いたり、個人でまた空堀商店街を訪問してみたいと記したりしていました。
からほり倶楽部や丸与岡田商店の皆様方におかれましては、当日はお忙しい中、貴重なお時間をお割きくださり、どうもありがとうございました。心より御礼申し上げます。