研修コース 仏像制作所への学外研修[2017年7月18日]
日研生プログラムでは、研修コースの13名の学生が6月20日(火)に、滋賀県にある仏像制作所・勢山社へ学外研修に行きました。当日は釈迦如来像と閻魔大王像の制作現場を実地に見学しながら、大仏師の渡邊勢山先生から、木材の選定から仏像の完成に至るまでの制作工程だけでなく、漆、金箔、膠、布海苔といった材料に関する詳しいお話を聞きました。また、截金を実際に体験させていただきました。学生たちはメモを取りながら、先生の説明に熱心に耳を傾けていました。学生たちが提出したレポートを見てみると、今回の学外研修は学生たちにとって、日本文化の一側面に直に触れる貴重な機会となったことがわかりました。渡邊勢山先生を初め、勢山社の皆様方におかれましては、当日はお忙しい中、貴重なお時間をお割きくださり、どうもありがとうございました。心より御礼申し上げます。