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Maple プログラム[M]

Maple実地見学(京都・大原工房・草木染め)[2010年2月15日]

2010年1月26日(火)
MA2 ファン・マイ・リ(ベトナム)
この間、Mプログラムの皆が先生たちといっしょに行ってきた京都大原研修は本当に楽しかった。今でも、いろいろな印象が残っている。行く前に、「世界に一つしかないスカーフを作りましょう。」ということはなんだろうかよく考えていたけど、行ったら、やっぱりその通りだなあと思った。
最初に目に入った印象的なものは、畑に囲まれているその日本人の工房の家だった。雨がちょっと降っていたけれども、大原の景色はベトナムの農村みたいに穏やかな雰囲気があふれていた。まず、大原工房の優しい顔のおじさんが熱心にどんなものからどんな色が作られるのか説明してくれた。例えば、茶色はコーヒーから作られ、赤、紫、緑は自然のいろいろな木の種類から作られることとか、どうして木を乾燥した後、葉の色が変わらないこととか、説明してくれてすごくすばらしかった。それから、自分で草木染めする時、服が汚れないために皆エプロンを選び、その時、学生たちの目つきが完全に変わり、真の手作りの仕事をしている人みたいだった。私はハンカチにピンクを染めたかったから、赤の色のなべに浸し、五分待っていた。皆、なべのまわりに集まり、自分で作るものはどんな色になるかなという好奇心が強い顔をしながら、おじさんが説明したとおりに、あたたかい焚き火のそばで待っていた。それから、魔法というバケツに入れ、水がなくなるために、搾り、アイロンをかけたら、ピンクのハンカチが出来上がった。いろいろな木からいろいろな色を作れる一番難しいと思う作業はおじさんたちが既に作っておいたので、とてもありがたかった。
皆は色を上手に混ぜ、オレンジとかいろいろなほかの色を染め、すごかった。皆は好きな色を染めたから、今回の研修のおかげで、だれがどんな色が好きなのか、分かってきたので、とてもおもしろかった。それから、マフラーをもらった。今度、皆は本当に草木染めの玄人のように見え、一つのマフラーに二、三色を慎重に染めていた人も多く、初めてのハンカチでたくさん経験を積んだようだ。完成したスカーフを見て、だれもがうれしくてたまらなかった。
最後、また、おじさんは様々な意味のある話をしてくれた。おじさんみたいな人たちが巧みで、優秀だなと私は思った。大原工房の人が工夫して染めた布、マフラー、ぼうしはとてもきれいだった。残念ながら、高いから、私は買わないことにした。でも、自分で作った青のマフラーを持って帰る時はすごくよろこんでいた。

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