実地見学(比叡山延暦寺・滋賀県坂本)2013年[2013年8月9日]
Mプログラムでは、2013年6月4日に日本語日本文化専門演習の授業の一環として春学期1回目の実地見学を実施しました。
今回は京都府と滋賀県の境にある比叡山延暦寺と、滋賀県の坂本に行き、その歴史に触れる体験をしました。
今回も課題レポートの中から優秀なレポートを紹介します。
◆グ・ジャッキー・ダンテ(アメリカ)
2013年6月4日に、滋賀県大津市の比叡山延暦寺に実地見学として行った。天気も晴れなので、とても楽しい実地見学だった。延暦寺は788年創建志、世界遺産に登録されたお寺である。最初、バスが比叡山に登っていって、途中の琵琶湖のすばらしい景色が目に映っていた。延暦寺に着いてから、皆分かれて、各自に散策していた。私はまず根本中堂を見に行った。それで、西本堂に入って、人があまりいないので。とても静かな雰囲気だった。そして、友達と一緒に食事して、ケーブルカーの駅に向かった。坂本ケーブルは日本一長いケーブルカーと言われた。最後に、まだ時間があるので、付近の神社も参った。静かなお寺とすばらしい景色は比叡材延暦寺ならではのことであろう。
◆陳楚(中国)
見学旅行のおかげで、日本の三つのもっとも大きい霊場としての比叡山を見ました。仏教の場所を見るとき、何とか「心の帰り場所」と気がつきました。これも穏やかで、長閑な雰囲気なので、いらいらの状態から落ち着くようになりました。夏の時、新緑を抱えている比叡山は澄んでいる気がします。時々鐘の音も聞こえました。残念ながら、高いので、自分で打つ機会もありません。最初から、道の両側で説明する伝説画がちゃんと並んでいます。読むと歴史の勉強になりました。京都の鬼門にあたる北東に位置する比叡山は王城鎮護の山とされました。別称は天台山で、ならべに最高の点の「四明岳」が天台宗ゆかりの霊山である中国の天台山、四明山に由来します。天台宗の代表的な延暦寺も山麓の日吉大社も景色がきれいです。実は、もっとも私が驚いたのは、延暦寺がある名寺だけでなく、比叡山全体を境内とする寺であります。普通に比べると、本当に面積が大きいです。延暦寺の名より、比叡山、または叡山と呼ばれることが多いです。平安時代初期の僧侶最澄により開かれた日本天台宗の本山寺院であります。最初は天台宗と最澄の知識があまりなかったので、調べてみたいと思いました。天台宗は、大乗仏教の一つの流派であります。「妙法蓮華経」を根本教典とする天台教学に基づいています。中国に発祥し、入唐した最澄によって平安時代に日本に伝えられました。中国の天台宗に発祥するけど、日本的な風格が含まれます。たとえば、密宗の学説が混合します。最澄が入唐したあとで、比叡山に登り帰国した後でここで自分の学説を説明しに寺を建てました。修行はとても厳しいと聞きました。酒は禁止されています。時代が発展するにつれて、名僧が輩出しているだけでなく、天皇に関係があるので、武装化の一面も有り、僧侶が強いです。全部の寺が見られなかったけど、時間が少ないので、ケーブルに乗って、山麓にある日吉大社も見ました。すごくかわいい猴のみくじも見ました。山神を信じている神社と仏を信じている寺が比叡山に平和に存在するのが、何とも不思議と感じます。この見学によって、いろんな知識を得て、珍しい思い出として大事にしたいです。