実地見学(作陶・古陶館見学)2014年11月18日[2014年11月19日]
メイプル・プログラムでは、2014年11月18日に日本語日本文化専門演習の授業の一環として秋学期1回目の実地見学を実施しました。
まず、丹波で作陶体験をし、その後、篠山市にある古陶館を見学、そして、古い町並みを散策しました。
自分自身で作品を作ったこと、丹波ならではの焼き物が見られたこと、美しい景色が見られたことなど、どれもいい経験になったようです。
今回優秀だった感想文を以下に掲載します。
◆Vuleta Daniel(MA2)
今朝は早くから授業があって、ろくな食事もせず、今回の実地見学に臨みました。一日ちゃんとしたご飯も食べずに過ごすのは大変だろうと思っていたが、途中で見られた日本の田舎の光景が空腹なんかを忘れさせました。こんなに綺麗な田舎の景色を日本に来てから初めて見たと思います。大阪のような大都会と比較して、こんな辺ぴな所に日本の伝統が受け継がれているのだなとも思いました。交通は多少不便であるにしても、ここの人たちは充実した自然に近い生活を送っているだろうという思いも沸き上がりました。日本は森と山の国だとたびたび言われています。しかし、大都市しか見たことのない僕は半信半疑でした。今回の見学でこの疑いが消えました。日本は本当に森と山と自然の国だと実感できたのです。
日本の焼き物の形もまさしくこの自然との近さに由来するように思います。自然と調和しながら、純粋な暮らしのために出来た、見事な芸術品に違いないです。
◆セン ソウダツ(MA3)
作陶の体験は以前のように面白かった。以前にも台湾で鶯歌という場所で焼き物を作ったことがあって、その時は大変下手でした。たぶんそのときはまだ幼すぎたのだろう。たしか小学4年生の時だ。でも、今度の焼き物の作り方は台湾と少し違うところがある。台湾は陶土を長いソーセージにして、丸く積んで高くすることはないです。直接に最初マスターがしたことをする。いったいどんな作品が出てくるか楽しみにしています。
古陶館で一杯綺麗な焼き物を見た。その中で一番好きなのは龍の形をしている焼き物。何か昔の人がタバコを吸うとき使った物だ。そんなに綺麗な物を持っているなんて、きっとお金持ちだっただろうね。
その後、街で一杯おかしを買った。せっかく来たから、それに全部美味しかった。こんどの見学旅行は面白かった。こんどの場所は紅葉を楽しめる場所ならいいな。ありがとうございます。CJLCの皆さん。