メープルコース実地見学・和歌山、日高町、地引き網体験、角長醤油資料館[2008年8月5日]
7月31日、9:00~18:00
マルテ(ドイツ) |
丸十ヶ月も日本で生活したが、今日は一番興味深い一日になった。なぜかというと、 和歌山県にある湾への見学遠足をしたためだ。暑い日に、そこで友達と力を合わせて、地引き網を引きながら魚を取った。地引き網をしたことがない人は、その 大変さがわからないだろう。お互いに応援しながら頑張って、手の皮がむけることや海水で燃える傷、筋肉痛や日焼けなどをものともせずに、引き続ける学生と 漁師の指導とが相まって、大きな魚を何匹も捕った。初めて大きい魚を両手で網から取り上げたとき、抵抗していた魚は私たちと比較してずっと強いと思った。
後で刃物を持って、漁師の説明の通りに魚を切った。汗まみれや砂まみれの姿のままで、海岸に座って、自分で取った焼きたての魚を食べて、とてもよかった。
初めて彼女ができると、男の子が成人になることが冗談めいた言い方で言われているが、かえって男になるため今日のような体験が必要に思った。笑顔で 「ちょっと力をいただくため」と言いながら、握手をしてくれた漁師のことを思い出せば、何でもできるような気分になる。サラリーマンなんかではなくて、漁 師のような生活をすれば、全く満足だろうと心の底から感じた。