実地見学(彦根城・玄宮園)[2017年2月13日]
2017年1月31日に日本語日本文化演習の授業の一環として実地見学を実施しました。今回の実地見学では彦根城と玄宮園に行き、「武家空間」について学びました。
実地見学に行く前に、グループごとに彦根城・玄宮園に関する調査を行い、クラス内で調査した内容を発表しました。
学生の感想を掲載します。
☆階段が急だということや、隠し部屋はあることなど、事前に調べていかなければおそらく気づかなかっただろう。階段を登ったり降りたりすることが大変なので、どのようにしたらいいのかを係員の人に聞いてみたら、手すりを持って横から降りるのが一番安全だと教えてもらい、大変勉強になった。
☆鎧と家紋について事前に調べたことを、実際に博物館で見たら、自分の調べた内容と同じだったことがうれしかった。
☆城の大きさが想像より小さく、守りやすいサイズだということに気づいた。ヨーロッパの城と比べると、かなり地味だった。日本の城は、住宅ではないことがその原因かもしれないと思った。国によって、城の機能や役割が違うので、その仕組みもそれぞれの違うのだろうと思った。
☆玄宮園について事前に調べていったが、事前に調べていなければただの池だと思っただろう。調べていったので、庭園の意味がいろいろわかって楽しめた。
☆女性の生活について調べた。天守閣は当時、男性しか上れなかっただろうと想像しながら、城の階段を登った。上からは敵も景色もよく見えるので、女性が上まで行かなかったのは残念だなと思った。
☆友達の発表を聞いて、話だけでは分からなかったことがあったが、実際にお城に行って、発表を思い出しながら歩いたので、いろいろと分かった。