Uプログラム日本史実地見学[2015年6月15日]
Uプログラムの日本史の授業の中で、2015年6月5日に実地見学を実施し、文科系学部予備教育留学生27名が宇治に行きました。当日は昨年修復が完了した平等院を訪問し、鳳凰堂の内部や平等院ミュージアム鳳翔館を中心に見学することで、平安貴族の来世観を実地で学習するととともに、明恵上人に関する伝承を持つなど、遅くとも13世紀には栽培が始まったとされる宇治茶に関連して、福寿園宇治工房において、てん茶を石臼で挽き上げる抹茶作りを体験する機会を持ちました。実地見学終了後に行ったアンケートの自由記述欄を見てみると、学生からは、授業で学習した場所に実際に行けたことに対する喜びや、鳳凰堂の中に入り阿弥陀如来像を目の当たりにしたことへの感動に加え、抹茶作り体験により日本文化の一端に触れる機会を得たことへの感謝の念を述べる意見が数多く寄せられました。当日の天候は残念ながら雨でしたが、多くの学生が今回の実地見学に満足したようです。Uプログラムの日本史の授業では、今後も実地見学を実施していきたいと思います。