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雑誌『間谷論集』

投稿規程

『間谷論集』投稿規定

1. 投稿資格

  • 日本語日本文化教育研究会の会員及び編集委員会が特別に認めたもの

2. 内容

  • 日本語日本文化教育に関する未発表の研究論文、研究ノート・研究動向・研究報告等

3. 分量

  • 研究論文: 20ページ以内(36字×29行)(英文は8,000語以内)
  • 研究ノート・研究動向・研究報告: 10ページ以内(36字×29行)(英文は4,000語以内)

4. 提出期限

  • 投稿申し込み、完成原稿の提出期限については、本規定とは別に定めます。

5. 投稿申し込み・完成原稿提出方法

  • ①投稿申し込みは、郵送またはEメールで、以下の項目を事務局にお知らせください。
    • 投稿のジャンル(「論文」「研究ノート」「研究動向」「研究報告」のいずれか)
    • 題目
    • キーワード(3-5語程度)
    • 投稿者の氏名・所属・連絡先住所・電話番号・E メールアドレス
  • ②事務局が投稿申し込みを受け付けた後、編集委員会から完成原稿の提出方法および執筆要領をお知らせします。
  • ③完成原稿提出時に、本文和文の場合、英文による要旨(300語程度)を、本文英文の場合、和文による要旨(800字程度)を併せて提出してください。
  • ④完成原稿は、編集委員会と外部レフリーが審査し、その結果をすみやかに投稿者に 通知します。
  • ※特殊な文字や図版については、別途ご相談させていただく場合がございます。

郵送先:

  • 〒562-8558
  • 箕面市粟生間谷東8-1-1
  • 大阪大学日本語日本文化教育センター
  • 日本語日本文化教育研究会事務局

事務局E メールアドレス:

  • jlcsociety[at]cjlc.osaka-u.ac.jp

(件名に「日本語日本文化教育研究会紀要投稿」と表記願います)
(参考)第13号 投稿申込・完成原稿提出期限
    投稿申し込み:2018年9月30日必着 完成原稿の提出:2018年10月31日必着

『間谷論集』13

『間谷論集』第十三号

2019年3月31日発行

研究論文

ボイクマン総子・森一将

  • スピーチレベルと心理的距離・社会的距離―断りの分析をもとにして―

孫 守峰

  • 中国の大学におけるビジネス日本語ガイドライン作成の試み

ベレジコワ・タチアナ

  • 近代日本における「雛祭り」の再生―国民行事への道程

劉 玲芳

  • 日本における中国人の身装の変遷―日清戦争後に来日した中国人男子留学生を中心に

千々岩 宏晃

  • 想起の心的述語「覚えてる?」の記述的検討

陳 冬姝

  • なぜ日本語の受身文は中国語より多く使われるのか中日対訳の話し言葉に注目して

プロコピエヴァ マリア

  • 好ましくない状況を巡る会話における不満表明の考察―日本語母語話者のデータの分析―

グェン ティ フェン チャン

  • ベトナム人学習者による日本語のアクセント産出―名詞接続の助詞のアクセントを中心に

エルハディディ・アブデルラフマーン

  • アラビア語を母語とする日本語学習者における自動詞・他動詞の選択について―アラビア語と日本語の書き言葉コーパスを用いて―

カンジャマーポンクン  サティダー

  • 繰り返し表現における発話者の態度―「意外感」による「否定的態度」を中心に 

辻 立貴

  • 教師と生徒の変容から見る日本語「取り出し指導」―大阪府下の夜間定時制高校を事例に―

Pankratova Snezhanna

  • 日本で子育てをしている外国人保護者の家庭内言語教育方針に影響する決定要因

『間谷論集』12

『間谷論集』第十二号

2018年3月31日発行

研究論文

ボイクマン総子・森一将

  • 基調スピーチレベルの選択とスピーチレベル・シフトの発達―中級日本語学習者と上級日本語学習者の比較―

千々岩宏晃

  • 「記憶がある」ということについての会話分析

シャミシエワ ナズグリ

  • 日本語とキルギス語における「なる」文の諸用法

オキ ディタ アプリヤント

  • 日本語とインドネシア語の会話における連鎖組織の対照研究―<理解>のあいづちが現れる連鎖を中心に―

彭雨新

  • 日本占領期の北京文壇における「色情文学」論争―飯塚朗の立場を中心に―

陳冠霖

  • アクセントの推測発音と自然性評価に見られる台湾人日本語学習者と日本語母語話者の差異

汪聞君

  • 日中両言語における後置要素の態度表出機能―人称代名詞の場合―

橋本凜

  • 江戸期における概念「洒落」の特質―「洒落本」を中心に―

榎原実香

  • ぼかしの「も」の呼応について

張硯君

  • 清原宣賢『大学』講義の手控に関する再考

『間谷論集』11

『間谷論集』第十一号

2017年3月31日発行

研究論文

角道正佳

  • Alderete, John D. (1999) Morphologically Governed Accent in Optimality Theoryの日本語のアクセントの分析の問題点

中田一志

  • 終助詞研究のあり方 ー「よね」を例にとってー

真嶋潤子・櫻井千穂

  • CLD児の複数言語能力の関係について ー大阪府下の公立小学校での調査研究よりー

伊藤翼斗

  • 会話における引用開始前の手続き

榎原実香

  • 極限のモと普遍数量詞の統語構造

伊澤明香

  • CLD児への日本語指導体制づくりに関する一考察 ー公立学校の管理職経験者へのインタビュー調査をもとにー

高一波

  • 異なる移動局面に見る移動性の差異

カオ・レ・ユン・チー

  • アクティブ・ラーニングに向けた日本語カリキュラム改善における教師の役割 ープロジェクト型学習を実施しているホーチミン市師範大学の試みー

ベレジコワ・タチアナ

  • 日本における人形の近代的役割 ー1920-40年代の国際交流と外交を中心にー

劉玲芳

  • 「東遊日記」に描かれた日本人の身装文化 ー日清修好条規の調印から日清戦争の勃発前までの時期を中心にー

馬氷

  • 人頭幢の変容 ー持物から見目嗅鼻へー

二本松泰子

  • 中近世における鷹術流派の展開と伝統文化 ー加賀藩の鷹匠・依田氏の鷹書を事例としてー

張硯君

  • 三条西実隆の知的関心 ー経学関係の漢籍を中心にー

『間谷論集』10

『間谷論集』第十号

2016年3月31日発行

研究論文

小室リー郁子

  • 4級の漢字名詞に見られる日中で同形の語の死角 ー「わかる語」と「使う語」が異なる語彙群ー

李有姫

  • 明治軍歌の歌詞にみられる言語表現に関する一考察 ー生命と死に関する和歌のメタファー・語彙を中心にー

劉玲芳

  • 日本人からみた中国人の身装文化 ー1910-40年代の言説を中心にー

Shiri LIEBER MILO

  • The representation of Kawaii in TV drama shows

『間谷論集』9

『間谷論集』第九号

2015年3月31日発行

研究論文

小室リー郁子

  • 中国語を母語とする日本語学習者にとっての漢字語彙 ー母語知識が活用できる漢字語彙資料とはー

野畑理佳・和泉元千春・市岡香代

  • 短期訪日研修における学習者の気づきの要因の分析

水野亜紀子

  • 芥川龍之介「龍」論 ー〈三章仕立て〉の意図ー

『間谷論集』8

『間谷論集』第八号

2014年3月31日発行

研究論文

田泉

  • 『奇妙な仕事』論 ―経済的事情に目を向けて―

三井久美子

  • 語られる出来事の時間的長短とナラティブの言語的特徴

大上協子

  • 言語行動に現れる終助詞「よ」についての一考察 ―「ほめ」・「注意」を中心に―

『間谷論集』7

『間谷論集』第七号

2013年3月31日発行

研究論文

ブレニナ・ユリア

  • 近代日蓮仏教における進化論理解 ―本多日生と田中智学の思想を手がかりに―

李華勇

  • 日中における「再度の感謝」に関する一考察

西岡美樹

  • テ形+「しまう」と否定辞との共起制限とその環境について ―ヒンディー語との対照言語学的視点から―

『間谷論集』1〜6

『間谷論集』第六号

2012年3月31日発行

研究論文

田泉

  • 「見るまえに跳べ」論 ―「跳ぶ」ことについて—

伊藤翼斗

  • 発話冒頭における接続に関わる要素の順序 ―「で」を中心に―

ユパワン・ソーピットウッティウォン

  • マイペンライの用法の再考 ―タイ語母語話者の言い訳場面におけるマイペンライの使用例を中心に―

金珠

  • 中国・延辺朝鮮語話者による日本語の有声・無声破裂音の生成について

スタンコ・カタジナ

  • 一人称代名詞が顕著に表れる場面について

研究報告

孫守峰

  • WTO加盟から10年間の中国高等教育機関におけるビジネス日本語教育の現状 ―商務日語コースを中心に―

『間谷論集』第五号

2011年3月31日発行

研究論文

金晶

  • 「inside reality」への追求  ―施蟄存「石秀」と「在巴黎大劇院」における谷崎潤一郎文学の受容―

アルベルト・ミヤン・マルティン

  • 明治初期におけるフランシス・ウェーランドElements of Moral Scienceの翻訳をめぐって ―比較の手法による翻訳教科書の研究―

ルカムト・ユリアナ・ルジュキ

  • 談話標識「あの」について  ―日本語教育における観点から―

研究ノート

LICHTENSTEIN Noemi

  • 和菓子の命名における日本文化の特徴

研究報告

三井久美子

  • 学部留学生日本語授業におけるディベート活動の実践報告

『間谷論集』第四号

2010年3月31日発行

研究論文

呉叔鳳

  • 日中両国における“犬”イメージの違いについて ―日中両国においてのアンケートを中心に―

エミルタネフ

  • 日本語の聴解指導におけるポーズの役割

伊藤翼斗

  • 道具としてのカテゴリー ―「説得」のロールプレイの分析から―

研究ノート

中西泰洋

  • 日本語文表現における「名詞+の+名詞」の読解指導について

アダム・ベドゥナルチク

  • 近世における絵合の展開の一面について

研究報告

中野貴子

  • 社会人日本語学習者を対象としたインテンシブコースについて

『間谷論集』第三号

2009年3月31日発行

研究論文

轟木靖子

  • 共通語の終助詞の音調について

坂田達紀

  • 文芸評論は論理的文章か ―小林秀雄の評論の考察を中心に―

粟飯原志宣

  • ビジネス接触画面における日本語母語話者と学習者に生じる問題 ―海外で日本語を使用する日本語母語話者の視点を探る―

徐雨〓(草冠+分+木)

  • 見通しの状況に用いられる“タ”

研究ノート

アヌシュリー

  • 藤原新也のインド理解に見られる歪み ―『印度放浪』(1972)を通じて―

マリツェヴァ・スヴェトラーナ

  • 『アフガン近況論第二』 ―駐露日本特命全権公使花房義質の報告書―

研究報告

サーヤン・コーサティアンウォン

  • ほめ言葉に対する返答スタイルの日タイ比較 ―親疎関係による返答スタイルの違いについて―

『間谷論集』第ニ号

2008年3月31日発行

研究論文

チョムナード・シティサン

  • "タイ人にいかに日本文化を伝えるか”―翻訳小説による文化伝達を中心に―

研究ノート

ミグリアーチ慶子

  • 学部留学生のディスカッションにおける問題点 ―関連付けて意見を述べる練習にみられる特徴

脇田里子・越智洋司

  • レポート作成のための論理の可視化

研究動向

ダニエル・カルモナ・ウィリアム

  • 外国人研究者による徳富蘇峰研究とその問題点

研究報告

野畑理佳・和泉元千春

  • 自律学習支援を目指した学習相談の内省的観察

『間谷論集』創刊号

2007年3月31日発行

創刊の辞

奥西峻介

  • さらに未知の世界へ ―『間谷論集』の創刊にあたって

研究論文

真嶋潤子

  • 言語教育における到達度評価制度について ―CEFRを利用した大阪外国語大学の試み―

神崎道太郎・今西利之

  • 日本語教育における初級語彙をめぐって ―初級教科書の語彙選定に関する諸問題―

朴世稀

  • 日本語学習者の社会文化的要因と動機付けについて ―韓国人学習者とのインタビュー内容を中心に―

田中友愛

  • 「感謝」表現の日台比較研究 ―「会社の先輩」に対する感謝表現ストラテジーと心理の日台差―

研究ノート

古川由理子

  • 「ほめ」の返答とポジティブ・フェイス ―日本語教育への応用を目指して―

アルカラ・アルミナ・マンザノ

  • 授受表現について ―日本語とフィリピン語の対照研究―

蔡諒福

  • 初対面会話における個人情報の対照研究 ―日台大学生の対象に―

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